警視庁が公開している地図によると杉並区、板橋区、足立区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。今月、台東区に住む50代の男性がパソコンを操作していたところ突然、画面にウイルスに感染した。サポートセンターに連絡してくださいと表示された。男性が慌てて連絡先として書かれていた番号に電話すると男が出てウイルスの除去代金として現金が必要。電子マネーのカードを購入してまた連絡してほしいと言う。話を信じた男性は近所のコンビニでプリペイド型の電子マネーをおよそ100万円分購入しカードに記載された番号を教えてしまったという。パソコン画面にウイルスに感染したなどと警告を表示して焦らせサポートセンターなどに電話させるのは詐欺の典型的な手口。コンビニなどで電子マネーを購入したり、電子マネーに記載された番号を送ったりするよう指示されたらまずは詐欺を疑って家族や警察に相談。