埼玉県警察交通部交通機動隊。県内の人身事故は減少傾向だが、去年の交通事故死者数は全国ワースト5位。猛暑の夏、白バイ隊員は安全を守るため取り締まりなどを続ける。午前11時ごろ、白バイ隊歴3年の女性隊員が取り締まりを行ったのは住宅街の信号機のT字路。直線道路に出る前に一時停止の標識があるが、止まらない車が多い危険な場所だという。シルバーの車がT字路に進入し、停止線で止まらずに進んでいく。女性隊員は車を誘導し、違反処理のため駆け寄るが、運転手の50代女性は一時停止を「止まった」と主張。女性は合流する手前で減速したものの一時停止はしていない。そもそも停止線で止まらなければ違反となる。説明を続ける女性隊員が違反点数と反則金を伝えると、女性は「3秒止まった」と主張。女性は指定場所一時不停止等で違反点数2点、反則金7000円となった。
