パリオリンピック2日目、柔道女子48キロ級で角田夏実選手が金メダルを獲得した。日本のメダル第一号となった。角田は31歳でオリンピック初出場した。得意のともえ投げを武器に勝ち上がってきた。角田の地元では、400人あまりが集まり声援を送る。決勝では、今年5月の世界選手権で優勝したモンゴルのバブドルジに対し、得意技を何度も仕掛けていく。そして開始2分54秒で、ともえ投げで技あり。この階級の日本勢では、2004年アテネ大会の谷亮子さん以来、5大会ぶりの金メダルだ。角田選手は、「ここを目指してずっと頑張ってきたのでやっとこの位置に立てたなと思った」と語った。