関東!懐かしい街 BEST10の1位は茨城県 桜川市。都心から常磐道などで約2時間。桜川は西の吉野、東の桜川と称された山桜の名所。市内の真壁地区は茨城県初の重要伝統的建造物群保存地区。そのエリアは今回のランキングの中では一番広く、17.6ヘクタールに及ぶ。桜川市の真壁町で江戸時代から栽培されているのが福来みかん。酒寄秀農園の直売所では、福来みかんの七味が人気。酒寄秀農園の酒寄千代子さんは、みかんの皮を天日干ししたあと砕いたら、唐辛子などとブレンド。建暦3年創業の小田部鋳造は、お寺の鐘・梵鐘を手掛けてきた。三十七代目の小田部庄右衛門さんは、100年200年経った時味わい深い色になればっていうのが作り手の気持ちだと話していた。アド街が2013年に梵鐘作り密着したときには、鐘を治める先のお寺さんが読経し、鐘に仏の心を込めていった。出来上がったばかりの鐘は金茶色。埼玉県鴻巣市の法要寺に現在の鐘を見に行くと、梵鐘は青銅色に変化していた。桜川市の老舗が作った鐘は特別な音色。
住所: 茨城県桜川市真壁町桜井1