60歳以上で収入を伴う仕事をしている人は2019年に37.3%だったが2024年には42.7%となっている。仕事をしている理由は55.1%の人が収入のためだとしている。何歳頃まで仕事をしたいかについては、75歳まで・80歳まで・いつまでもをあわせると41.4%となる。65歳を過ぎても働く人が増加、去年は過去最多の930万人で65歳以上の4人に1人が働いている。街の人に話を聞くと、定年後を見据えて50代から準備する人も。現在63歳で商社に勤務する女性は自宅の1階をカフェに改装しており、2年後の定年後はカフェを本業にしようと考えているという。現在は本業の傍ら週に2日ほど営業している。開店当初から店を手伝ってくれているのは近所の幼馴染。町のコミュニティの場所のようになっており、店主の女性は、元気で健康であれば75歳くらいまでやりたいと話す。
