藤井七冠は明日から王座戦に臨むが、藤井七冠は過去の王座戦ではこれまで1度も挑戦者となれていない。王座戦では豊島九段と対局し王座戦への挑戦権が獲得できるかが決まる。過去2年間で藤井七冠が先手の時の勝率は94.5%で今年度は先手の勝率100%である。豊島九段との過去の対局では藤井七冠が先手の時は13勝3敗であるのに対し後手となると8勝8敗となっている。先手後手は5枚の歩のコマを用いた振り駒で決め、歩が多い場合は上座が、と金が多い場合は下座が先手となる。将棋連盟は実験でほぼ均等になることを確認し現在も振り駒を採用している。藤井七冠は明日の豊島九段との対局に勝利すると挑戦権を獲得し、8月15日・16日に王位戦4局で佐々木七段と対局し王位を防衛、その後9月から10月に王位戦で永瀬王座と対局をして勝利すると8冠達成となる。