高橋さんが全国3,800の温泉に入ってたどり着いた答えは「紅葉を1番堪能できる温泉は”ぬる湯”」。そんな”ぬる湯”の楽しみ方とは。やってきたのは札幌から車で1時間のところにある「豊平峡温泉」。ぬる湯「無意根の湯」はオープン前から行列ができるほど大人気。温度は39度。ぬる湯は温かさの持続性が高く湯冷めしにくい。浴室はデコボコしているが、これは温泉の成分が濃いためかけ流した湯が結晶化し変形している。高橋さんは入浴にたっぷり時間をかけるため、最初の10分は目先の作業整理、20分は昔の友人を思い出す、30分経つと自分との対話をする。40分で無になる。”ぬる湯”の温泉を紹介。源泉の数が日本一と言われる温泉天国、大分県・九重町。その川沿いに建つ小さな旅館、創業116年の「旅館 福元屋」。大自然の中にあり、古き良き趣のある宿で癒やされる。「福元屋」のぬる湯は高橋さんいわく「日本最高峰のぬる湯」だという。その名も「壁湯温泉」。一見地味な温泉だが、その日本最高峰と言われる理由は、源泉が足元から沸くこと。空気に触れないため本当に新鮮。もう1軒は長野県松本市にある「白骨温泉 泡の湯旅館」。信州食材を使った食事や風情ある客室も評判。そのぬる湯が乳白色の色合いが美しい泡の湯・大露天風呂。湯量は毎分1,730リットルと長野県内でも随一の量を誇る源泉かけ流し。その最上の癒しを得られる理由は、高濃度の炭酸ガスで温浴効果が高いため「3日入れば3年風邪を引かない」と言われている点。
住所: 北海道札幌市南区定山渓608-2
URL: http://www.hoheikyo.co.jp/
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