愛知県の東三河地方で450年以上続く伝統の手筒花火。揚げ手が火の粉を浴びながらも筒を抱え続ける姿は、圧巻のひと言。この揚げ手は実はプロの花火師ではなく一般市民。しかし市民が伝統を受け継いでいることが知られていないのが現状。この状況を打破するべく、愛知県豊橋市である取り組みが始まった。揚げ手にフォーカスした「豊橋手筒花火カード」を販売。表には手筒花火を抱えた勇壮な姿、裏には普段の仕事や趣味を楽しむ様子がプリントされている。今年6月に販売されると、僅か2か月足らずで4000枚も売れるほど人気になっている。ドシッと手筒花火を抱える志智昭宏もカードになった1人。普段は会社役員を送迎する仕事をしている。