富士スピードウェイで行われた4時間の耐久レース。トヨタは二酸化炭素をほとんど出さない水素エンジン車でレースに参加し、技術開発を進めている。トヨタ自動車・豊田章男会長は「水素イコール未来というようなイメージに僕はちょっとずつ変わってきたと思います」と述べた。こうした中で今回、初めて公開したのは水素エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車。走り始める際の加速にはモーターを使うなど燃費効率を高め、1回の水素の補給で走れる距離がおよそ250kmと25%延びたという。トヨタは来年春からオーストラリアの公道で実証実験を始めるという。