高市首相は今日から本格的な国会論戦となる初の予算委員会に臨んだ。予算委員会に向けて行われた未明の勉強会。これに現役の閣僚からは、気合いはわかるが周りが大変だと話している。勉強会は3時間あまりに及んだ。予算委員会が始まるまでの間に2つの会議に出席、出勤から6時間後にようやく予算委員会へ。隣りに座るのは片山さつき財務相。豚まんの話をしていた。休憩を挟み、午後の野党質問が勝負どころ。立憲民主党の本庄知史議員は食料品消費税ゼロについて、わずか半年前だがこの間なにがあったのかと問いただした。高市首相は、「残念ながら自民党税制調査回で、賛同を得る事ができなかった、いつまでも突き通すわけにもいかない、選択肢として排除するものではない」と答えた。高市首相は労働時間の規制緩和を厚生労働大臣に指示しているが、立憲民主党の長妻昭議員は、労働者を守るために規制がかかっている、緩めれば緩めるほど働く人に不利になるとした。高市首相は、あくまでも健康第一・本人の選択を前提にしている、過労死に至るような残業をよしとはしていないと答えた。
