参議院選挙では与野党が給付金や消費税の減税を訴えるなど財政拡張的な政策を打ち出している。きのう債券市場では財政悪化への懸念から日本国債が売られ、金利が上昇する展開となった。10年物国債利回りは一時1.595%まで上昇。2008年のリーマンショック以来17年ぶりの高水準。長期金利は定期預金の利息や住宅ローンの固定金利など、暮らしへの影響が大きい。加藤財務大臣は「今後の我が国の財政運営のあり方に高い関心が持たれている。適切な財政運営に引き続き努めていく」とコメントした。
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