財務省は4月26日から5月29日までの為替介入の金額について、9兆7885億円だったと公表した。4月29日には円相場が160円をつけた後、一気に円高が進んだほか5月2日の早朝にも157円台半ばから急速に4円以上円高に触れ、政府日銀が為替介入を繰り返したとみられていた。為替介入はおよそ6兆3000億円を投じた2022年10月以来で、今回の介入総額はこれを上回り1ヶ月の円買い介入額としては過去最大である。ただ、日本と米国の金利差を背景に円が売られやすい展開は変わっていないとのこと。
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