財務省は昨年度2023年度末時点の国の財務状況を公表した。それによると現預金や有価証券、それにインフラなどを含む資産は778兆1000億円だった。一方、負債は当初予算や補正予算を編成した際、財源不足を補うために新たな国債を発行したことなどから1473兆8000億円だった。この結果、負債が資産を上回る債務超過の額は前の年度末よりも6兆3000億円減り、695兆7000億円となった。17年ぶりに前の年度時点と比べて減少したが、巨額の債務を抱え、厳しい財務状況が続いている。
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