渡辺さんは「日本人は20年以上デフレをやってきましたが、デフレがどういう悪さをしていたのかは学者を含めよくわかっていないんですよね。ところが、デフレが終わろうとしている段階で、何がどう悪かったか分かってきています。デフレの時代は価格を自由に設定できず、経営者はコストカットをせざるを得なかったので、どうしても後ろ向きにしかならざるを得ませんでした。今後はデフレが終わり、ダイナミックに企業が変わっていくのではないかと考えられます」、門田さんは「直近のPMIを見てみると、中国は若干足元が持ち直しポジティブな印象ですし、欧州なども総じて回復の兆しが見えています」などと話した。