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「赤楽茶碗 銘 雪峯」 のテレビ露出情報

1615年、58歳だった本阿弥光悦は徳川家康から京都の鷹峯を拝領された。京都の市街地からは離れ、治安も良くなかったとされる。ただ、光悦を慕う職人たちが移住し、信仰と芸術が根ざした村が出来上がっていた。光悦は職人たちに指示をしながら、多様な美術品を創作していたという。河野元昭名誉教授は本阿弥光悦について、「クリエイターだけれども、アートディレクターでもあった」と評する。晩年は手が震えるなか、茶碗作りに励んでいたという。「赤楽茶碗 銘 雪峯」では器に入った割れをあえて金で装飾し、強調している。「白楽茶碗 銘 不二山」は様々な偶然の産物によって生まれ、光悦は雪をいただく富士山を見出した。

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