アメリカへ向かった赤沢経産大臣はワシントンでラトニック商務長官と対米投資の第1号案件について詰めの協議を行う予定。去年7月、トランプ関税引き下げの条件として日本が約束したアメリカへの投資。80兆円規模とされ、その第1号案件として白羽の矢が立っているのが「人工ダイヤモンド」製造事業。候補に上がる企業の製品を扱う会社のトップが取材に応じた。並べられているのは人工ダイヤ。宝飾用のダイヤとは違う色合い。地球上で最も硬い鉱物とされるダイヤ。その硬さで正確に物を切断できるため半導体や自動車製造などに不可欠な戦略物資。しかし、ダイヤを巡り日米に共通する弱点があった。中国が圧倒的シェアを握る中、一部のダイヤの輸出規制をちらつかせている。レアアースと同様に外交カードとなればハイテク産業が成り立たないとされている。そのため日本の投資を呼び込み、アメリカに製造工場を作る計画。現在、対米投資計画には他にも発電所の建設や港の整備も浮上しており合わせて4兆円以上に上る。最終的にはトランプ大統領が選定する。
