2026年5月20日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京

アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜

出演者
若林正恭(オードリー) 遠藤哲郎 福田悦生 
(オープニング)
今回は…スマホの充電が2週間に1回に? これまでの100倍の省エネ!?次世代半導体

スマホは今や生活必需品。しかし使用時間によって細かく充電が必要な日も。高輪ゲートウェイシティで活躍しているのはロボット。40台のロボットが駆けずり回る。アプリで買った商品を届ける配送ロボや警備ロボは5時間の充電で6時間以上稼働。ほかにも自動走行モビリティのiinoなど、稼働時間が増えればその活躍も増えていく。その解決につながるのは半導体。

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オープニング

オープニング映像。

アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜
今回は…スマホの充電が2週間に1回に? これまでの100倍の省エネ!?次世代半導体

仙台市の東北大学にある半導体研究施設。そこにパワースピンという2018年創業のスタートアップがある。COOの遠藤哲郎はスピントロニクス半導体を製造している。スピントロニクスは電子のもつ磁石になる性質スピンと電気の性質のエレクトロニクス両方をかけ合わせた技術。その最大の特徴は、これまでの大規模な省エネ。従来の半導体を使った場合と比べると消費電力が50分の1。CEOは福田悦生。8年前に50代なかばで会社を二人でたちあげた。二人は東芝の同期だという。

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パワースピン仙台市(宮城)東北大学東芝
これまでの100倍の省エネを実現する半導体! 粋も甘いも知った60歳超えベテランたちの挑戦

パワースピンの遠藤と福田は東芝時代の同期。遠藤は元々東北大学でスピントロニクス半導体を研究開発していたという。しかし会社経営は自分には難しいと会社を立ち上げるのは躊躇していたという。東芝に入ったあと2人は別々の道へ。福田は社内スタートアップに参加するなと経営に。遠藤は東北大学で研究者の道へ。しかし20年ぶりにハワイで出会ったという2人だが、そこで福田が経営は任せてほしいと言ったという。

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パワースピン東北大学東芝
スマホの充電が2週間に1回の時代へ!? そもそも半導体とは?今までと何が違うの?

そもそも半導体とはについて安生はシリコンの上に作るがトランジスタと言われるものを敷き詰めるという。電流のオンオフを切り替えるスイッチ。オフは絶縁体でオンは導体で2つをもっているために半導体と呼ばれている。半導体はこの30年で小型化し、指先ほどのサイズになっているものも。

スマホの充電が2週間に1回の時代へ!?日本発の技術で100倍の省エネ目指す!

パワースピンが試験的に作った半導体は切り分けて使うが、1枚で500チップに。半導体が小さいほど処理速度が向上し省エネに。大きく分けると工場を持たずに設計を行う企業と製造だけを行う企業があり、設計と製造の両方を行う場所も。台湾のTSMCは製造に特化した最大手。時価総額5兆ドルを突破したアメリカのNVIDIAはAI用の半導体のGPUを開発設計のみで自社工場は持っていない。パワースピンの場合は主にメモリの設計・開発をしている。スピントロニクスについて遠藤さんは電気性質は高速だが大量の電気消費をする。しかし磁気性質なら低速だが電源オフでも情報維持ができるメリットがある。片方ずつしか使ってこなかったという。しかしスピンとエレクトロニクスを同時に使おうとスピントロニクスが出来上がり、パワースピンではそれを研究開発しているという。スピントロニクス半導体がスマホに入ったら?について、遠藤は今のスマホを一回充電すると数ヶ月持つはずだと答えた。今より10倍性能をあげて2週間は持つと答えた。

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スピントロニクスは独自の技術?について遠藤は15年前からパワースピンで研究開発をしているがその中でも先行してやってきたという。また世界の半導体メーカーが量産のために使い始めていると答えた。デファクトスタンダードは公的な認証ではないが事実上の標準のことして扱われる。その地位を築きつつあるというパワースピン。どういう強みを今後見せていく?に遠藤は半導体メーカーとパワースピンが競合関係になると、ビッグカンパニーが強いのはそのとおりではあるが、半導体メーカーは客であり、技術を提供する立場なので、それを採用してくれれば成り立つという。またスピントロニクス半導体の優れた特徴は速度。今の半導体は今よりも早く動かすことはできるものの、フル回転で出してしまうと消費電力が多く、バッテリーがなくなる、スマホは熱くなってしまうなどのデメリットがあるという。しかしスピントロニクス半導体の技術を使えば消費電力が下げる事ができると答えた。

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スピントロニクスの半導体の速度について、アイシンと共同開発した車の見守りシステムで見るとスピントロニクスと従来の技術のものを比べると、スピントロニクスは起動が早いために、カメラに人物を捉えることができる。その速度は1秒以内。従来では4秒とその差は歴然。遠藤は事故が起きてもその直後を撮影するのは今の技術では難しいと答え、ドライブレコーダーはずっと撮影しているが、スピントロニクス半導体は普段はスリープモードだが、危ないと思った瞬間には証拠写真を撮影してくれると答えた。さらに普及について遠藤はすでに始まっていると、つけていた3週間はもつ自身の時計を紹介。省エネに挑む理由については東日本大震災がきっかけで、安否確認をする時に電話がつながらないのにバッテリーが減っていくことに便利だった社会はエネルギーを使ってその上に華やかな世界を動かしていただけで、エネルギーがなくなった途端に脆く崩れていくことを経験したという。誰しもが限られたEエネルギーでやるべきことをする省エネルギーに特化した半導体の研究をやっていこうと感じたという。

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日本の半導体関連産業の現在地 世界シェア上位は「材料・装置」!

世界の半導体売上高と日本シェアは薄くなっているようにも思える。世界シェア上位は日本の半導体関連技術。東京エレクトロンは半導体装置メーカー。世界4位で売上高は2兆4435億円。さらに味の素も半導体関連で世界シェア95%!?

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味の素では味の素ビルドアップフィルム「ABF」を開発。これがフィルム状の絶縁材で、電気をほとんど通さない素材で電子機器のショートを防ぐ。半導体のCPUに組み込まれていて世界シェアは95%。緑色の基板についても世界シェアを誇るのは太陽ホールディングス。ソルダーレジストという、基板に塗られている緑色のインキを使っている。特徴は電気を通さないが基板をソルダーレジストで覆うことで表面にほこりがついても正しい電気信号を流すことができる。世界シェアナンバー1。安生は日本の半導体市場については、昔は国内にもそういった工場はあったが、淘汰されなくなってしまったという。しかし最近はラピダスよいう会社が世界最先端のプロセスに挑戦すると量産に向けて稼働しようとしていると答えた。国が総額2兆3540億円を支援。

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ラピダス味の素ビルドアップフィルム味の素ファインテクノ太陽ホールディングス嵐山町(埼玉)赤澤亮正
スマホの充電が2週間に1回の時代へ!? 半導体と共に生きた40年…2人の天命

東芝の同期の遠藤と福田。福田は当時は半導体で東芝も華やいでいたと語った。その後遠藤は東北大学で研究をし、福田は社内スタートアップを立ち上げ経営に専念。二人はその後ハワイの学会で出会った。遠藤は経営で偉いはずの福田が学会に立っていることに疑問を感じたと答えた。福田はその真相に営業に来ていたがこれが起業のきっかけに。二人は起業につながった時のエピソードを紹介。福田はすごい技術を持っているのに儲かっていないことに疑問を感じ、起業しようと考えたと答えた。パワースピンの今後に遠藤は皆がスマホなどのバッテリー問題に悩むことのない時代に貢献したいなどと答えた。

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