埼玉県内一の梅の産地、越生町で、梅の実がつきやすくなるよう人工授粉を行うことになり、初めて講習会が開かれた。越生町では去年、梅が例年の3割程度と不作で、花粉を運ぶミツバチの動きが鈍かったことが原因の1つと考えられている。講習会には約30人の農家が参加し、県の農林振興センターの職員から専用のはたきを使って花粉を雌しべにつける方法を教わった。JAいるま野の横田邦夫会長は「去年不作だった。今の時期から花粉が飛んで受粉されて、実がつくようなことは何でもやってやろうと」と語った。
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