- 出演者
- 平井信行 三平泰丈
オープニング映像。
東京大空襲から80年。80年前のきょう3月10日に襲った東京大空襲は、アメリカ軍の爆撃機が下町の大部分を焼き尽くし、およそ10万人が亡くなったとされる。墨田区にある東京都慰霊堂では秋篠宮ご夫妻も参列されて慰霊の法要が行われた。東京都の小池知事や遺族の代表などおよそ160人が焼香し、犠牲になった人たちを追悼した。慰霊堂にはその後の空襲も含めた10万を超える犠牲者の遺骨が今も安置されたままで大半は身元が分かっていない。
東京・台東区出身の落語家林家三平さんは、家族6人を亡くしたエッセイスト・海老名香葉子さんの息子。きょう地元で祖父の七代目林家正蔵が作った「出征祝」という国策落語を披露した。国策落語は、戦時中に戦意高揚のため当時の人気落語家によって作られた。このあと中学生とのトークセッションが行われた。林家三瓶さんは「歴史を勉強することが、今の日本につながっていくのではないか」と語った。
国際園芸博覧会「花博」は、園芸の振興や自然との共生をテーマに再来年の3月から神奈川・横浜市のアメリカ軍施設の跡地で開かれる。主催する展覧会協会によると出展企業が決まるなど計画が具体化してきたことを受けて会場の建設費を試算した結果、417億円に上る見通し。おととし、協会がまとめた試算からは97億円増えていて、建設資材や人件費の高騰が影響している。建設費は国と経済界が3分の1ずつ、残りの3分の1を横浜市と神奈川県が負担することになっていて、博覧会協会は「中身の充実と費用の抑制策の両立に取り組み理解を頂けるよう努めていきたい」としている。
あさっての春闘の集中回答日を前に勤務先が異なるパートやアルバイトが一緒になって賃上げを求める非正規春闘の参加者が、きょう都内でストライキを行った。非正規春闘はおととしから始まりことしは個人で加入できる31の労働組合が参加。非正規雇用で働くおよそ4万人がそれぞれの勤務先に一律10%以上の賃上げを要求している。これまでの交渉で一部の企業から賃上げの回答があった一方、十分な賃上げに応じないところもあるためきょうから今月末までおよそ10社でストライキを行う。
埼玉県内一の梅の産地、越生町で、梅の実がつきやすくなるよう人工授粉を行うことになり、初めて講習会が開かれた。越生町では去年、梅が例年の3割程度と不作で、花粉を運ぶミツバチの動きが鈍かったことが原因の1つと考えられている。講習会には約30人の農家が参加し、県の農林振興センターの職員から専用のはたきを使って花粉を雌しべにつける方法を教わった。JAいるま野の横田邦夫会長は「去年不作だった。今の時期から花粉が飛んで受粉されて、実がつくようなことは何でもやってやろうと」と語った。
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- いるま野農業協同組合梅越生町(埼玉)
関東の気象情報を伝えた。
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- 春日部(埼玉)