2025年3月3日放送 20:45 - 21:00 NHK総合

首都圏ニュース845

出演者
芳賀健太郎 平井信行 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
きょう平地でも雪に あす~再び降雪予想

きのうから一転しての寒さと雪。午後5時までの6時間に降った雪の量は栃木県奥日光で8センチ、群馬県草津町で4センチなどとなり東京の都心でも雪が降った。雪のピークは過ぎつつあるが関東甲信ではあすの夜の初めごろからあさってにかけて山沿いを中心に大雪となり、平地でも雪が積もるところがある見込み。あす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで甲信と箱根から多摩地方や秩父地方にかけて5センチ、関東南部の平地で3センチ、関東北部の山地で1センチと予想されている。また、あさって夕方までの24時間には甲信と関東北部の山地で30センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけて20センチ、関東北部の平地で15センチ、関東南部の平地で10センチの雪が降る見込み。国土交通省は高速道路の予防的通行止めを行う可能性があり降り方によっては範囲が拡大することもあるとしている。国土交通省によると予防的通行止めを行う可能性がある関東甲信地方の高速道路は32の区間。このうち、あす午後3時から午後9時まで通行止めの可能性があるのは東名高速道路で東京インターチェンジから清水インターチェンジまで、また首都高速道路で中央環状線の大井ジャンクションから熊野町ジャンクションなどとなっている。国土交通省などは最新の道路状況や気象情報を確認するよう呼びかけている。

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千代田区(東京)国土交通省大井ジャンクション奥日光(栃木)宇都宮(栃木)水戸(茨城)熊野町ジャンクション秋葉原(東京)草津町(群馬)首都高速中央環状線
汚水の緊急放送 きょうで終了

ことし1月に埼玉・八潮市で発生した大規模な道路陥没では、トラックに乗っていて転落した74歳の男性の安否が分からなくなり、運転席部分が約30m下流の下水道管の中で見つかった。埼玉県は男性が取り残されている可能性があると見て、本格的な捜索に向けた下水道管のバイパス工事などを進めることにしている。陥没を巡っては現場で汚水があふれ出し県は捜索の妨げになるとして、汚水の量を減らすため、上流部でくみ上げて川に流す緊急放流を始め、復旧作業への影響もあることから約1か月間続けてきた。県によると排水作業を行うポンプ車の台数を増やすなどこの間に進められたほかの対策によって同程度の効果が得られるようになったため、きょうで終了する。一方、陥没現場の住民からにおいや工事に伴う振動を訴える声が出ているということで、埼玉県・大野知事は「防音壁や防臭シートの設置など、出来る限りの対策を行いたい」と述べ、対策を進める考えを示した。

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八潮市(埼玉)埼玉県庁大野元裕

埼玉・八潮市で発生した道路陥没を受けて国が設置した専門家委員会は、全国の下水道管を対象に一斉調査を行う方針を確認した。事故のあと現場と同じような規模の下水道管がある7都府県で緊急の点検が行われたが、きょうの会議で全国の下水道管を対象とした一斉調査を行う方針が確認された。調査の実施は国が自治体などに要請する見通しで、対象は老朽化の程度や埋設されている場所の深さ、周辺の地盤などを考慮して自治体が絞り込むことを想定。調査では下水道管の中から周囲に空洞がないかを確認する技術や超音波を使った非破壊検査などの技術の活用も検討している。委員長・政策研究大学院大学・家田仁特別教授は「八潮市は何が影響したのかを考えて、条件に合うところを徹底的な調査を行う」と述べた。

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八潮市(埼玉)家田仁政策研究大学院大学
この冬の雨量は最小 日照時間は最長

気象庁のまとめによるとことしの冬は太平洋側を中心に雨がかなり少なく東日本と西日本の太平洋側では過去最も少なくなった。気象庁はきょう去年12月から先月までの冬の天候のまとめを発表した。それによると冬型の気圧配置や高気圧の影響で太平洋側を中心に降水量がかなり少なくなった。平年と比べると東日本の太平洋側で26%、西日本の太平洋側で38%といずれも気象庁が統計を取り始めた1946年以降最も少なくなった。気象庁は日本付近では偏西風が平年よりも南へ蛇行したため冬型の気圧配置が強まりやすかった一方、日本の南を通る低気圧の活動が弱く太平洋側では雨が少ない冬になったと分析している。

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偏西風気象庁飯山(長野)
コメ平均価格 8週連続値上がり

先月23日までの1週間の全国のスーパーの米の平均価格は5キロ当たり3939円で、8週連続の値上がりとなった。1年前に比べると90%を超える値上がりで、政府が備蓄米を放出する方針を示して以降も店頭での価格上昇に歯止めがかからない状態が続いている。農林水産省は今月10日から備蓄米の入札を実施することにしていて、備蓄米が実際に市場に放出されることで価格の安定につながるか注目される。

小学生が“将来の職業”体験

小学生が関心ある仕事を体験し将来について考える催しが、群馬・高崎市の大学で開かれた。子どもたちは7つの職業の中から好きなものを選び、仕事の内容やポイントなどを学んだ。

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高崎健康福祉大学高崎市(群馬)
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報を伝えた。

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春日部(埼玉)

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