気象庁のまとめによるとことしの冬は太平洋側を中心に雨がかなり少なく東日本と西日本の太平洋側では過去最も少なくなった。気象庁はきょう去年12月から先月までの冬の天候のまとめを発表した。それによると冬型の気圧配置や高気圧の影響で太平洋側を中心に降水量がかなり少なくなった。平年と比べると東日本の太平洋側で26%、西日本の太平洋側で38%といずれも気象庁が統計を取り始めた1946年以降最も少なくなった。気象庁は日本付近では偏西風が平年よりも南へ蛇行したため冬型の気圧配置が強まりやすかった一方、日本の南を通る低気圧の活動が弱く太平洋側では雨が少ない冬になったと分析している。