止めておいた自転車が盗まれた!という事態を防ぐ新たな対策の実証実験が今、足立区で行われている。今回の実証実験は自転車の盗難被害に遭うことが多い高校生を対象とした新たな対策。区内の2つの高校に配られたこの盗難防止アラームを自転車を離れる際にリモコンの操作でスイッチを入れておく。自転車を動かす振動を感知すると大きな警報音が鳴る仕組み。足立区内では去年1年で1361件に上り、区によると被害のおよそ6割が無施錠だった。実証実験は今月下旬まで行われ、足立区では効果があれば来年度以降ほかの高校でも導入していきたいとしている。