今朝、石川県能登地方で震度5強の地震が発生したのに伴い、首都圏を含む広範囲で緊急地震速報が発表された。早朝、首都圏を含む広範囲で緊急地震速報が発表された。石川県輪島市、珠洲市で最大震度5強の揺れを観測。震度5強以上を観測したのは1月6日以来。復旧、復興が進む中、再び強い揺れに襲われた。輪島市では元日の地震で被害を受けた建物がさらに倒壊する被害が出た。今回の地震で首都圏を含む東北〜近畿までの広い範囲に緊急地震速報が発表された。震度4程度の揺れが予測される地域に通知されるはずだが、実際には多くの地域で震度1〜2程度の揺れだった。原因について気象庁・地震火山部・原田智史自身津波監視課長は「極めて短時間に同じ場所で地震が複数発生したということが分かっており、それが何らかの原因で緊急地震速報のマグニチュードが大きめに出てしまったと推測している」とコメント。緊急地震速報は地震の揺れが観測された直後に、到達時刻や震度を予想。短時間に集中して地震が発生すると、個別の地震としての評価が難しくなる。能登半島地震から半年、気象庁によると今後1週間ほど、震度5強程度の地震に注意が必要。「今回の地震活動が最大級のものだと思わず、注意を続けて欲しい」とした。