佳子さまは金沢市にある石川県立美術館の別館を訪ね、輪島市出身の「沈金」の重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」の前史雄さんらと懇談された。前さんが能登半島地震による火災で仕事場と自宅を失い、今は金沢市で生活していることを伝えると、佳子さまは「悲しいことで、大変でいらっしゃいますね」と述べられた。さらに日本伝統工芸展に足を運ばれ、会場では「釉裏金彩」の作品など合わせて280点余りが展示されているなか、佳子さまは一つ一つの作品をじっっくり鑑賞された。
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