いしかわ伝統工芸フェアが開催され、36の産地、61団体が2万点の工芸品を揃えた。女性たちが熱中していたのはアクセサリー作り体験。3日間で6万人の来場者を見込んでいるが多くの人が被災地を支援したいという思いを持っているという。輪島塗職人の坂口彰緒さんは自宅は水がまだ通っておらず、食事の殆どが炊き出しや物資に頼っているという。今回出展に踏み込んだ。地震の被害を免れた商品を東京に運びブースに並べた。このフェアは石川県は延期や中止を検討していたが職人たちの強い思いをうけて開催した。塩安さんは今回強い思いをもって漆器を出展。その工房では商品や道具が散乱し再開の見通しは立っていない。8人の職人のうり6人は輪島を離れて暮らしている。