来年の日経平均株価について。松井証券・窪田朋一郎さんは「最大4万3000円程度」、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平さんは「4万5000円を目指す」と予想。2人とも今年のような5%以上の賃上げが続き、経済にプラスとなることがカギとみている。特に大西さんは金融・半導体・防衛・個人消費の4銘柄が伸びるとしている。一方みずほ証券・大森翔央輝さんは来年は今年ほどの大幅な賃上げは期待できないだろうとしていて、また米国の次期トランプ政権の関税政策で米国経済が景気後退やインフレに陥るリスクを指摘。さらに日米の金利差は3%程度開いたままとし、円安ドル高の流れは続くと予想。その上で来年の日経平均を「3万9000円から4万3000円」と予想している。