瓶の洗浄する洗剤、光熱費の高騰だけでなく、瓶そのものの価格が1本あたり40円から80円に値上がりしている。同じ瓶を再利用できるのは4か月ほどのため、利益を圧迫する要因にもなっている。森永乳業は今後紙パック、ボトル容器への提供へ変更していき、これにより気密性が高まり賞味期限が長くなるというメリットがある。2022年度、小中学校など給食で瓶入り牛乳を取り扱う自治体は全国で13県のみ。一方で、あえて瓶入りの牛乳を選んでいる自治体があり、岩手県・葛巻町では瓶入り牛乳を給食で提供している。雪印メグミルクでは牛乳瓶の形をした自動販売機を去年3月から約50台温泉施設などで設置した。