全国の卸売り業者にもアンケートを実施すると、これまで米を扱ってこなかった業種が参入しているとの指摘。さらに各地の農協に取材をすると、ホームセンターや土木業者などから農家に直接問い合わせが相次いだとの報告もあったという。米争奪戦が過熱する中、農水省はおととい、21万トンの備蓄米を放出すると発表。今後、米の価格は下がるのか。三輪泰史氏は「3月の下旬あたりからちょっとお米が安くなったかもしれないと実感され、そこからは、かなり急ピッチで値段を下げるという形になる」とコメント。5月ごろには5キロ当たり3000円前後に落ち着くと分析する。ただ、不安心理が解消されず、買いだめが続くなどした場合は、値段が下がらないおそれもあるという。