2025年2月16日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ

真相報道バンキシャ!
桝太一&後呂有紗が1週間の出来事を詳しく

出演者
後呂有紗 伊藤遼 桝太一 井上咲楽 宮田裕章 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

今夜のゲストは宮田裕章、井上咲楽。

(ニュース)
徹底調査「コメ争奪戦」動き新たに

全国の米の卸売り業者にバンキシャが行ったアンケートには当事者ならではのさまざまな答えが寄せられた。誰が米を買い、誰が米を確保しているのか徹底調査。中国のSNSには米の写真とともに、中国語で「残り僅か10袋」などと書かれていた。実際に米を買ったという中華料理店は、60キロを2万9160円で購入。5キロ当たり2430円と、比較的安かったが、届いた米は、店で出せる品質ではなかったという。米どころ、新潟県長岡市の米生産者にも異変。去年9月以降、これまでになかった依頼が相次いだ。

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中国浅草橋(東京)長岡市(新潟)

価格高騰で、激しさを増す米の争奪戦。主な米の流通ルートはまず生産者から農協などの集荷業者へ。そこから卸売り業者へ渡り、小売り業者や飲食店へ。そして私たちの食卓に届く流れだ。去年の生産量は、前の年に比べおよそ18万トン増えているにもかかわらず、農協など大手集荷業者の集荷量は21万トン少なくなっている。これが価格高騰が続いている要因と見られている。

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目黒区(東京)高山市(岐阜)

全国の卸売り業者にもアンケートを実施。48の業者、団体が回答を寄せた。卸売り業者の危機感がにじみ出ていた。農林水産省によると、米不足となった去年夏以降、農協などを通さない取り引きがさらに増加し、全体の流通の把握が難しくなっているという。米の争奪戦に拍車がかかる中、新潟県魚沼市の生産者には米を高値で買い取るという見知らぬ業者からのチラシ。農協に出荷すると30キロでおよそ1万2000円のところ、この業者は2万円で買い取るとうたっていた。業者の住所は大阪市。ことしに入り、すでに2回届いた。これまでは、生産者の依頼で小売り業者を紹介していたという業者。今は逆に、小売り業者から買いたいとの声が相次ぎ、これまで取り引きがなかった農家にも去年の倍以上の価格を提示して買い集めているという。さらに、一部の卸売り業者からは「新規参入プレイヤーが保有」との声も。

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全国米穀販売事業共済協同組合大阪市(大阪)農林水産省魚沼市(新潟)
投機目的も?備蓄米放出で価格は

全国の卸売り業者にもアンケートを実施すると、これまで米を扱ってこなかった業種が参入しているとの指摘。さらに各地の農協に取材をすると、ホームセンターや土木業者などから農家に直接問い合わせが相次いだとの報告もあったという。米争奪戦が過熱する中、農水省はおととい、21万トンの備蓄米を放出すると発表。今後、米の価格は下がるのか。三輪泰史氏は「3月の下旬あたりからちょっとお米が安くなったかもしれないと実感され、そこからは、かなり急ピッチで値段を下げるという形になる」とコメント。5月ごろには5キロ当たり3000円前後に落ち着くと分析する。ただ、不安心理が解消されず、買いだめが続くなどした場合は、値段が下がらないおそれもあるという。

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農林水産省
食卓直撃「コメ争奪戦」いつまで

井上は「消費者としては下がったら嬉しいがそれだけの目線だけだとだめなのかなと」などと、宮田は「他の生活必需品に比べて米の上がり方は大きい」などとはなした 。

「日本人も…」過酷な詐欺拠点で

井上は「オンラインで犯罪が入りやすくなっている」、宮田は「いろいろな対策を行っていく必要がある」とスタジオコメント。

大谷翔平 手術後初ブルペン入り

ドジャース・大谷翔平選手が左肩の手術後、初のブルペン入り。最速はおよそ151キロを記録するなど、投手復帰へ調整を行った。そして練習後、ロバーツ監督は大谷選手について、「開幕戦が行われる東京に移動する前に、なんらかの形で、打者を相手に投げると思う」とコメント。

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デーブ・ロバーツロサンゼルス・ドジャース大谷翔平東京都
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

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汐留(東京)
カラフルDAYS
片手で伝える思い ピアニストの挑戦

病気で突然、左手が思うように動かせなくなった23歳のピアニストの挑戦に密着した。小学生にピアノのレッスンをする押川憧子さん23歳。プロのピアニストを目指すさなか、突如、左手が思うように動かなくなった。両手での演奏は難しい。だからこそ押川さんは「左手のピアノ国際コンクール」への挑戦を決めた。7年前、初めて世界大会で開催され、ことしで3回目。出場者は全員、片方の手だけで演奏。抱える事情はさまざまだ。左手のピアノ国際コンクールという名前だが、右手でも出場できる。プロのピアニストを目指し、音大入学を機に上京してきた押川さん。今も1日4時間の練習は欠かさない。しかし、演奏を始めると、左手に症状が現れる。病名は局所性ジストニア。特定の動作を繰り返し行うことで発症するとされ、指や手首など、体の一部がこわばったり、力んでしまったりする神経性の病。押川さんがピアノを始めたのは4歳のころ。小学生で地元のコンクールに出場し始めると、高校時代には全国で1位に輝く。そして音大に合格。難関の大学院入試に向け、日々練習に没頭していた大学4年生のとき、症状が出始めた。絶望の中、出会ったのが、左手で弾くピアノ曲だった。第1次世界大戦で、右手を失ったピアニスト・ウィトゲンシュタインは左手の曲を名だたる作曲家に依頼したことで知られ、その後も多くの曲が生みだされた。

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パウル・ウィトゲンシュタインピアノソナタ第31番ヤマハ音楽教室ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン局所性ジストニア左手のピアノ国際コンクール東京音楽大学第一次世界大戦

両手でなくてもピアニストとして曲を届けることはできる。診断から1か月、押川さんは再びピアノに向かい始めた。1年近く練習を続け、去年9月、片方の手だけで弾く国際ピアノコンクールに挑戦することを決めた。コンクール当日。予選を勝ち抜いたフランスや韓国のピアニストが出場し、3つの部門からなるこの大会。押川さんは7人が出場するセミプロフェッショナル部門で優勝を狙う。家族も応援に駆けつけた。この舞台に選んだのは、病気になって初めて右手だけで演奏をした曲。

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2つの左手のための小品アレクサンドル・スクリャービン大阪府左手のピアノ国際コンクール箕面市立メイプルホール

局所性ジストニアを発症したピアニスト・押川憧子さんが右手だけで初めてピアノ国際コンクールに挑んだ。セミプロフェッショナル部門で見事優勝。新たな目標も生まれていた。

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ドイツ局所性ジストニア左手のピアノ国際コンクール
右手で奏でた感謝の曲 挑戦の先に

押川さんによると、ドイツに同じ局所性ジストニアの尊敬するピアニストがいて、その人のもとでピアノを勉強したいと考えているそう。

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ドイツ局所性ジストニア
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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