みそ、酒、せんべいは原料がお米だ。値上げを決めた味噌メーカーを取材した。きのう備蓄米2回目の入札を行う。政府備蓄米の2回目の入札を行った農水省。コメの価格に効果が出なければ追加の放出も行う考えを明らかにした。今後の価格について。宇都宮大学の小川助教は「備蓄米が安く手に入ったのでそれを外食やお弁当に回してとっておいたお米をスーパーに回そうとか玉突き的にお米が流通全体として足りてくると値段の高騰が収まってくる」。スーパーでの平均価格のグラフ。加工用のコメは苦しい状況。創業160年の老舗せんべい店の「いけだ屋」では年間200トンの加工用米を使う。主食用よりも量が多くとれる品種を栽培。池田社長は「35%ぐらい値上がりをした」。加工米の相場推移。店は全商品を1割値上げ。砕けた米を混ぜることで価格を抑えているという。小川助教は「今でも業者間での争奪戦が起きている」。マルコメ製造部の西田部長は「致命的な状態」。マルコメは日本で流通する味噌の4分の1を製造。4月以降、一部商品の値上げを決めた。業務用の味噌などは3〜18%の値上げになる。マルコメでは1日100トン以上使用。米糀をつくり、大豆と塩を混ぜ、発酵させると2か月で完成。海外の輸入米で代替。以前は3割ほど海外産のコメを使用、現在は7割ほどを使用しているという。製造過程で微妙な調整をしている。小川助教は「加工用に使われるお米についてはむしろ上がっていく」とのこと。