ガストとバーミヤンは昨日から卵を使用したメニューを一部値上げした。その背景にあるのは卵価格の高騰。JA全農たまごによると、東京地区のMサイズ1キロあたりの平均卸売価格は一昨日時点で335円と、過去最悪だった2023年のエッグショックに迫る勢い。その理由について、花井養鶏場の花井さんは約900万羽が殺処分となった鳥インフルエンザの影響があると話す。農林水産省によると鳥インフルエンザの発生件数は14同県で51事例。これは過去最多となった令和4年シーズンに匹敵するペースだという。今後の価格の見通しについて専門家は「ひな達が実際に卵を産めるようになるのが7~9月頃。卵の価格が落ち着いてくることを期待している」などと話した。