きょうから新たに契約対象を広げて行われる備蓄米の随意契約をめぐり、小泉農水相が今回の契約で売り渡される4年前の備蓄米の試食会を開いた。農水省できのう開かれた試食会にはきょうから始まる新たな推移契約で売り渡す2021年産米などが用意され、その食べ比べが行われ、小泉農水相も試食した。随意契約での備蓄米の売り渡し量について小泉農水省は当初2022年産を20万トン、2021年産を10万トン予定していたが、2022年産米は上限に到達したとして随意契約を休止している。農水省はきょうから中小規模スーパーなどを対象に新たな随意契約の受け付けを始める。売り渡し対象は残り8万トンの2021年産米のうち6万トンを中小スーパー向けに、2万トンをコメ販売店向けとする。5kg1800円程度での店頭販売を目指す。