きょうから2021年産の備蓄米の受け付けが始まった。対象は大手・中小の小売業者や精米できるコメ販売店で、これまで契約を結んだ事業者でも申込みが可能。午前11時ごろ小泉農林水産大臣は「約30社から申し込みがあった」と説明した。またスーパー等の小売店で購入したものを高値で転売することを禁止することを検討しており、今週中の閣議決定を目指すとしている。三菱総合研究所の推計によると去年5キロ2000円だったものがコメ価格の高騰で今年は5キロ4000円になった。去年10月~今年3月までに消費者が負担した増加額は約1兆4000億円にのぼり、これは食料品の消費税4.4%増税と同等となる。