- 出演者
- 宮根誠司 丸岡いずみ 舘野晴彦 蓬莱大介 西山耕平 東ふき 小西美穂 西尾桃
オープニング映像。
きょうから3回目の備蓄米の随意契約の受け付けがスタート、小泉農林水産大臣が「既に約30社の応募があった」と明かした。スーパーのコメの平均価格が2週連続で値下がりし、銘柄米の価格にも変化。神奈川県のこちらのスーパーでは銘柄米がずらりと並び値引きシールが貼られたものもあった。備蓄米の流通で売れ行きが落ち込んだため、精米から時間がたった銘柄米を値引きして販売、今後さらに値引き率を上げることも検討しているという。一方小泉大臣はコメの流通が複雑で“ブラックボックス”になっている点や、高騰により卸売業者が大きな利益をあげていると指摘している。
きょうから2021年産の備蓄米の受け付けが始まった。対象は大手・中小の小売業者や精米できるコメ販売店で、これまで契約を結んだ事業者でも申込みが可能。午前11時ごろ小泉農林水産大臣は「約30社から申し込みがあった」と説明した。またスーパー等の小売店で購入したものを高値で転売することを禁止することを検討しており、今週中の閣議決定を目指すとしている。三菱総合研究所の推計によると去年5キロ2000円だったものがコメ価格の高騰で今年は5キロ4000円になった。去年10月~今年3月までに消費者が負担した増加額は約1兆4000億円にのぼり、これは食料品の消費税4.4%増税と同等となる。
東京・品川区の内田米店から中継。「スポット取引」のコメの価格が先週より下がっている。値動きが激しいためこちらの店では今買っていいものか迷っているという。また随意契約の備蓄米が入る事になっているが運送手配はこれからのため入荷は未定。前大臣の競争入札の備蓄米も徐々に流れ始め、価格は5キロで3000円台を予定しているという。今後の価格についてはJAの概算金次第。追加の備蓄米の申し込みについては一回目で許容量を超えるため申し込まないという。
米屋にコメが少しずつ流れ始めている。コメの価格が高騰し家庭や小売店で買い増しが起き、精米備蓄米が始まったことで買い増ししていた人たちがどんどん流し始めた。スタジオではコロナ禍のマスク不足を例にあげ、消費者心理もあるだろうと説明。令和6年産のコメの店頭価格について53.7%が「高すぎる価格で流通している」としている(日本農業法人協会調べ)。農家の初期投資について「大規模農家では1億円程度の初期投資が必要。今農家が直面しているのは辞めてしまった農家の農地をどうするか。」などと指摘。
小泉農林水産大臣はコメ流通のについて極めて複雑怪奇でブラックボックスがあるとし。可視化させたいとしている。スタジオではコメの適正価格とはいくらなのか、流通の流れを農林水産省は把握できていなかったということも指摘した。
東京・練馬区の「スーパーアキダイ」から中継。こちらの店では銘柄米の価格は先月から変わっていない。秋葉社長によるときのうJA阿蘇から新米の売り込みがあったことや、個人の生産者からも同様の売り込みがあったことから「価格が下がる予兆か」などと語った。
米についてトーク。宮根は「日本の主食。生産者と消費者の塩梅を考えないとだめですね。」、舘野は「国際情勢で様々な有事が起きていることから食料自給率だけは守りたい」などとコメント。
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先週末、中国の全国統一大学入試「高考」が行われた。少子化などの影響で受験者数が8年ぶりに減少したものの、中国全土で1335万人が受験した。「高考」は厳しい学歴社会の中国において人生を大きく左右すると言われる。良い大学に入って良い企業に就職という理想の一方で、若者世代の失業率は16%を超える。苦労の末、大学を卒業しても就職できない若者が増えている。
中国で今、新しいサービス”働くフリ会社”が注目を集めている。失業していることを家族に知られたくない若者らにワーキングスペースを提供。会社に通って働くフリができ、職場の様子を写真で見せれば家族を安心させることができるという。料金は1日30元(約600円)。昨年末ごろから流行し始めた。追加料金を払えばオプションサービスを受けることが可能。
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今月7・8日、中国国内で全国統一大学入試「高考」が行われ、去年より7万人減って1335万人が受験した。少子化問題や大卒でも就職難なことが受験者減少の要因。中国の失業率は2025年の第1四半期の都市部で5.3%、16~24歳は16.5%。ジャーナリスト・周来友は「大卒者は条件に合う仕事が少ない」と解説した。「働くフリ会社」が流行しており、1日30元(約600円)でリアルなオフィス環境の下、高速Wi-Fi、ドリンク飲み放題、昼食を提供していて、家族に失業していることを隠している人がお金を支払って”働くフリ”をする。在職証明書の発行や50元(約1000円)を支払うと「社長」として写真を撮ってもらえたり、お金を支払って給料をもらうことができるサービスがある。深センにある「働くフリ会社」で2500元(約5万円)の給料を受け取る場合、一般社員は月額3500元(約7万円)、CEOは月額4500元(約9万円)など希望する役職により金額が異なる。ジャーナリスト・周来友は「40代、50代がよく利用している」と解説した。利用者は「決して安くはないが、このような生活秩序を維持できるなら、それだけの価値はある」「両親を欺いていると批判する人もいるだろう。両親は安定した仕事に就いていることを喜んでいるし、私も2年間、好きなことをして過ごせて幸せ」と語った。
先月31 日、救急搬送された橋幸夫さん。アルツハイマー型認知症を公表した矢先の新たな病に、ファンが大変心配していたが、退院してから3日後のきょう、ステージに再び立つということで、たくさんのファンが詰めかけている。ステージ終了後にはあるサプライズが待っているという。日本歌謡界を代表するスター・橋幸夫さん。認知症の症状は、橋さんが何より大切にしている“歌”に支障をきたすほどだった。しかしこれまでと変わらぬ姿でステージに登場。「元気な橋さんが帰って来た!」とファンがほっと胸をなでおろした矢先、先月31日に救急搬送された。所属事務所によると、橋さんは先月31日の夜、自宅で突然、左手に力が入らなくなり、体調に異変を感じたため救急搬送。そして検査の結果、一過性脳虚血発作と診断された。手足のまひ、運動障害、言葉の障害など脳梗塞と同じ症状が一時的に表れるこの病気。幸い、大事には至らなかったが、そのまま入院を余儀なくされ、今月3日と4日に予定していたコンサートへの出演はキャンセルになった。しかし今月8日に退院して、そのわずか3日後のきょうスピード復帰を果たすという。さらに、橋さん自らコンサートの来場者にコメ「いつでも夢を絆」を販売するという。つい先ほど、橋さんが登場。
橋幸夫さんのコンサートの様子が入ってきた。退院した3日後にステージに立った。先月29日、認知症を公表後の活動を各メディアが報じたところ、宮城県などの農家から「橋幸夫さんも頑張っている」「東日本大震災で助けてもらったお礼に」「コメ不足の今、コンサートに来たお客様に少しでもコメを…」ということで、コメ600キロが夢グループに届いた。きょう宮城県産の銘柄米2024年産の「ひとめぼれ」「ササニシキ」「つや姫」を2キロ1000円で販売するそう。
先月29日、認知症公表後の橋幸夫の活動を各メディアが報道。すると、宮城県などの農家から「橋幸夫さんも頑張っている」「東日本大震災で助けてもらったお礼に」「コメ不足の今、コンサートに来たお客様に少しでもコメを…」ということでコメ600kgが夢グループに届いた。きょう、宮城県産の銘柄米・2024年産のひとめぼれ・ササニシキ・つや姫を2キロ1000円で販売するという。
滋賀県東近江市内の「夢グループ」コンサート会場より伝えた。2キロの東北産のブランド米を橋幸夫さんが売っている。「夢グループ」石田重廣社長は「今回は宮城県の石巻を中心とした農家の方が、震災の時にありがとうございましたと。それから橋さんの頑張っている様子を見てみんなで協力するので、自分たちの食べるコメを30キロずつ、約20軒の農家から送ってもらった」などとコメント。宮城県産銘柄米2024年産(ひとめぼれ、ササニシキ、つや姫)を2キロ1000円で販売。
「千鳥かまいたちゴールデンアワー」の番組宣伝。
全国の天気予報を伝えた。