札幌市南区のスーパーできょうから北海道産ゆめぴりかの新米が店頭に並んだ。5キロあたりの価格は去年比972円、おととし比2,268円高い、税込4,838円。きょう発表された全国のスーパーでのコメの販売価格は5キロあたり税込4,155円、前週比264円高く、6月以来3か月ぶりに4,000円超。農林水産省は新米の販売本格化などが主な要因とみている。横浜市保土ケ谷区のスーパーを取材。新米価格が4,000円を超えている。今月1日~11日までのコメの売り上げは“去年の同時期の半分以下、例年と比べても少ない”。食品バイヤーの久保田浩二は「客離れ・コメ離れは少しでも止めたい」などとコメント。さらに、創業から100年を超える新潟市西区の酒造メーカーを取材。年間120トンから180トンのコメを原料に使用。ことしの仕入れ値は前年比約2倍。代表取締役の高野英之は「極めて短い期間で倍までいってしまうと、われわれも対応に困る」などとコメント。2~3割の値上げは避けられない状況。コメ価格の高止まりが続くのであれば、自社でコメ作りを行うことも視野に入れざるを得ない。新潟市北区のみそ・しょうゆ製造会社では、看板商品のみそに新潟産のコシヒカリ・大豆を1:1の割合で使用。ことしのコシヒカリの仕入れ値は例年の2倍になる見込み。山田弥一郎社長は「コメが倍になると値上げしなければならない」などとコメント。今後コストを押し上げる要因として懸念しているのが大豆の動向。国はコメ農家に交付金を支払い、大豆などへの転作を支援。しかし“コメの価格高騰で大豆生産する人が少なくなるのではないか”と不安に感じている。“値上げの連鎖”はさらに拡大か。日本国際学園大学の荒幡克己教授は酒、みそ、しょうゆ、焼酎、「いずれも値上げせざるをえない」などとコメント。その上でコメの増産について“ほかの食品への影響を踏まえるべき”とする。
