- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 竹野大輝 浅田春奈 野口葵衣
オープニング映像。
今夜7時半ごろの関西空港の映像では、旅客機の脱出用シューターから乗客たちが次々と脱出している。乗客たちは機体から飛び降りるように脱出し、滑り降りてくる。この機体は成田からフィリピンのセブに向かっていたアメリカのユナイテッド航空32便ボーイング737型機。関西空港の運営会社によると旅客機は太平洋沖を飛行中に緊急事態を宣言し、関西空港に目的地を変更していた。貨物室で火災が発生したことを示すメッセージが操縦室に表示されたという。旅客機には乗客・乗員計142人が乗っていて、乗客は全員脱出したが消防によると2人が軽いけがをしたという。消防による消火活動は行われなかった。航空機の飛行コースなどを公開する民間のホームページ「フライトレーダー24」によると、関西空港に緊急着陸した機体は成田空港を離陸したあと太平洋上空を南西に向けて飛行していたが、途中で進路を北に変えて関西空港に向かっている。この影響で関西空港は2本ある滑走路を安全確認のためいずれも閉鎖し、このうち旅客機が緊急着陸したA滑走路は閉鎖が続いているがB滑走路は運用を再開している。乗客が向かっている、空港近くのホテル前から中継でレポート。滑走路では乗客とみられる大勢の人が大型のバスに乗せられ、空港近くのホテルに向かっているものとみられる。乗客の姿はまだホテルにはない。
きょうも広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達。三重県菰野町付近ではレーダーによる解析で午後7時までの1時間に約120ミリの猛烈な雨。東京では記録的な大雨の影響がきょうも続いた。羽田空港のA滑走路では路面の一部がはがれた。原因は落雷の可能性もある。東京都大田区でコンテナが倒れ、作業員1人が死亡。気象台が現地調査を実施し“突風が発生し倒れた要因の1つとなったと考えられる”としている。きのう東京で何が起きていたのかに、新たな映像と証言で迫る。小平市内を走っていた車からの映像を紹介。小平市によると、マンホールの蓋が吹き飛んだ。この現場ではきょう復旧工事が進められた。品川区の戸越銀座商店街の防犯カメラには、商店街が水に浸かっていく様子が記録されていた。番組の取材クルーも映像を提供。水が人の膝くらいまで上がっていた。別の位置からの映像では、さらに水が高く見えた。水が押し寄せたカツサンド専門店の児玉靖之は販売機が「壊れてしまった」などとコメント。懸命に掃除を続けている。大田区ではバイク整備店の上総敏昭が動画を見せ、「マンホールが外れ、吹き出している」などとコメント。自宅が床上浸水した人物は「ショッキング」などとコメント。
東京都によると都内の建物の浸水被害は、これまでに229件確認。なぜ東京の都市部で浸水被害が相次いだのか。帝京平成大学の小森次郎教授は、きのう1時間に134ミリの猛烈な雨を観測した目黒区を調査に訪れた。「鍋の底」のような地形になっていて、周辺から雨水が流れ込んだと指摘。さらに「見えない川」の存在に注目。元々地上を流れていた九品仏川が地下に移され、雨水が流れ込むほか、下水道管として活用されている。小森教授は“急激に降った猛烈な雨に排水が追いつかず、川から逆流したこともあり、内水氾濫の影響が拡大した可能性がある”と指摘。
内水氾濫が各地で発生していたとみられることもわかった。下水道管のデータときのうの雨雲レーダーを重ね合わせ、コンピューター上で解析した画像を紹介。午後14時半ごろ、下水道管がいっぱいになっていたのは世田谷区。その後、大田区や品川区などにも広がった。早稲田大学の関根正人教授は「1時間50ミリを超えるような雨が降ってしまうと、どこかであふれる」などとコメント。建物の浸水が相次ぐ中、有効とされているのが止水板。止水板で浸水を防いだ地下1階にある店を取材。きのう午後3時すぎ、雨水が流れ込んできたため止水板を設置。6年前の大雨で店内が浸水した経験から備えていた。止水板のニーズも高まっている。豊島区の会社では建物の入口などに設置する止水板を扱っている。止水板の販売・製造を担当する猪野孝志は「数十件の問い合わせを受けている」などとコメント。
北日本から西日本にかけての広い範囲で、あさってにかけて大気の状態が非常に不安定。局地的に大雨になるおそれがある。あす夕方までに降る雨の量はいずれも多いところで東海で150ミリ、東北と関東甲信、近畿で80ミリと予想。気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水にも警戒するよう呼びかけている。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要。
あすから3連休という方も多いと思うが、猛暑が戻る。月曜日は東京や静岡などで35℃以上の予想。復旧作業をされる方は熱中症に十分注意。
JR湘南新宿ラインが、新宿駅と池袋駅の間で人身事故が起きたため、午後8時20分ごろから北行、南行の全線で運転を見合わせている。この影響で山手線の内回り、外回り全線のほか、埼京線の上下線なども運転を見合わせている。運転の再開は午後10時ごろを見込んでいる。
札幌市南区のスーパーできょうから北海道産ゆめぴりかの新米が店頭に並んだ。5キロあたりの価格は去年比972円、おととし比2,268円高い、税込4,838円。きょう発表された全国のスーパーでのコメの販売価格は5キロあたり税込4,155円、前週比264円高く、6月以来3か月ぶりに4,000円超。農林水産省は新米の販売本格化などが主な要因とみている。横浜市保土ケ谷区のスーパーを取材。新米価格が4,000円を超えている。今月1日~11日までのコメの売り上げは“去年の同時期の半分以下、例年と比べても少ない”。食品バイヤーの久保田浩二は「客離れ・コメ離れは少しでも止めたい」などとコメント。さらに、創業から100年を超える新潟市西区の酒造メーカーを取材。年間120トンから180トンのコメを原料に使用。ことしの仕入れ値は前年比約2倍。代表取締役の高野英之は「極めて短い期間で倍までいってしまうと、われわれも対応に困る」などとコメント。2~3割の値上げは避けられない状況。コメ価格の高止まりが続くのであれば、自社でコメ作りを行うことも視野に入れざるを得ない。新潟市北区のみそ・しょうゆ製造会社では、看板商品のみそに新潟産のコシヒカリ・大豆を1:1の割合で使用。ことしのコシヒカリの仕入れ値は例年の2倍になる見込み。山田弥一郎社長は「コメが倍になると値上げしなければならない」などとコメント。今後コストを押し上げる要因として懸念しているのが大豆の動向。国はコメ農家に交付金を支払い、大豆などへの転作を支援。しかし“コメの価格高騰で大豆生産する人が少なくなるのではないか”と不安に感じている。“値上げの連鎖”はさらに拡大か。日本国際学園大学の荒幡克己教授は酒、みそ、しょうゆ、焼酎、「いずれも値上げせざるをえない」などとコメント。その上でコメの増産について“ほかの食品への影響を踏まえるべき”とする。
小泉農林水産大臣は“コメ担当大臣”を自称。きょうはラーメンを試食。使われているスルメイカは地震で大きな被害を受けた石川県能登の漁港で水揚げ。小泉大臣は自民党総裁選挙について問われると「政治家として、よって立つところは生まれ育った地元だ」などとコメント。地元支援者の意向も聴いた上で立候補を最終的に判断する考えを示した。小泉大臣の地元は神奈川県横須賀市と三浦市。父親の小泉純一郎元大臣のあとを継いだ。2009年に初当選し、議員生活は野党としてスタート。去年の総裁選挙の際は、モットーは「迷ったらフルスイング」と語っていた。前回は同じ神奈川県連所属の菅元総理大臣が小泉大臣を支援。あす予定の地元での会合などで支援者らの意向を聴くという。
高市早苗前経済安保相は昨夜、約20人の議員と会合を開き“立候補の意思を固めた”などと述べた。出席した黄川田仁志衆院議員は「保守政党としての自民党を立て直すことができるのが高市早苗だと思っている」などとコメント。高市前経済安保相はきょう、みずからに近い議員らと会合を開き、来週行う見通しの会見に向けた準備を進める。きのう立候補の意向を表明した小林鷹之元経済安保相はきょう、首相経験者らに面会し、立候補の意向を伝えた。小林元経済安保相は、石破首相から「自分の信念を持ち党員、国民に堂々と訴えるように」とのことばをいただいたと話した。立候補を正式に表明している茂木敏充前幹事長は去年の総裁選でみずからを支持した議員と意見交換。この後、党内で唯一の派閥を率いる麻生最高顧問と約30分間会談。麻生は“がんばれ”などと激励。立候補の意向を固めている林芳正官房長官は参議院予算委員会で行われた日米の関税交渉を巡り答弁。去年の総選挙でも林官房長官を支援した議員らと立候補に向けた対応などを協議。
立憲民主党の野田代表は「いま出てきている顔ぶれは1年前の敗者復活戦みたいなものだ」などと述べた。総裁選では野党との連携のあり方も焦点になる見通し。連立を組む可能性について日本維新の会の藤田共同代表は「すぐになしえるものではない」、国民民主党の榛葉幹事長は「安易な連立を数合わせで組んだら、そこから崩れていくのではないか」、公明党の斉藤代表は「各総裁候補がどのような考えなのか見守っていきたい」などと述べた。
総裁選挙は告示まで、あと10日。来週には顔ぶれが固まる見通し。
きょう国の検討会が開かれ、そこで示された対策は教育施設などへの防犯カメラの設置。金子深雪さんは小学6年生のときに教室で性被害に遭い、4年前には複雑性PTSDと診断され今も治療を続けている。防犯カメラの有効性については性暴力の抑止力となることや性暴力の疑いが生じた場合、事実確認が適切に行える。学校での盗撮事案が相次いで明らかになった愛知県みよし市では市内全小中学校に防犯カメラを設置、来年度から運用を始める方針。教室内への設置は教諭や子どもを萎縮させる可能性があることなどから検討しなかった。みよし市立三好丘中学校・山本俊輔校長は「しっかりと運用について説明し理解してもらった上で取り組みを進めていきたい」などとコメント。盗撮などから子どもたちを守る取り組みを進めるスイミングスクールではすでに更衣室やトイレの入り口に計11台の防犯カメラを導入。こども家庭庁は年内に防犯カメラなどの運用について記したガイドラインを公表し、学校や事業者に周知することにしている。
ヒグマによる食害が相次ぐ北海道南部の厚沢部町の畑できょう、トウモロコシ約40本が食い荒らされているのが見つかった。この畑では、おとといから3日連続で被害が確認されていて、警察はハンターなどとパトロールを強化するとともに住民に注意を呼びかけている。
通販大手ジャパネットたかたが去年販売したおせち料理について消費者庁は、割り引き価格が得だと思わせるために売る計画のない通常価格を表示したとして再発防止などを求める措置命令を出した。グループ会社のジャパネットホールディングスは不当な表示には当たらないとしたうえで、法的手続きの場で当社の正当性を主張することも含め適切に対応していくとしている。
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまはきょう、戦後80年にあたって長崎市の平和公園を訪れ戦没者を慰霊された。続いて長崎原爆資料館で、原爆が投下され熱線や爆風が広がっていく様子を表した模型の展示を視察された。被爆者らとも懇談し、被爆したときの状況に天皇陛下は“大変でございましたね”と声をかけられていた。
成田からフィリピンに向かっていたユナイテッド航空の旅客機が関西空港に緊急着陸し、乗客が脱出用のシューターを使って緊急脱出。国土交通省関西空港事務所によると乗客乗員計141人が搭乗し全員が脱出、消防によると女性2人が軽いけが。消防による消火活動は行われなかった。この影響で関西空港は2本ある滑走路を安全確認のためいずれも閉鎖し、このうち旅客機が緊急着陸したA滑走路は閉鎖が続いている。
全国の気象情報を伝えた。
ミラノコルティナオリンピックの世界最終予選に出場する日本代表を決めるカーリング日本代表決定戦。男子決定戦・SC軽井沢クラブvsコンサドーレ。SC軽井沢クラブは1点を追う最終第10エンドにフォースの柳澤が複数得点の形を作りプレッシャーをかける。SC軽井沢クラブが競り勝ち代表に決定。SC軽井沢クラブ・山口剛史は「全員で成長できた大会だった」などとコメント。
