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「農業・食品産業技術総合研究機構」 のテレビ露出情報

ミノムシの糸について研究・開発している「興和」未来事業企画室・室長の浅沼さんに話を伺う。世界で初めてミノムシの糸がスポーツ用品に繊維として製品化に成功。興和と農業・食品産業技術総合研究機構が8年がかりで開発したもの。糸をシート状の新素材「MINOLON」として製品化。ミノムシはミノガ科に属するガの総称で、葉や枝を絡めた巣を作りその中で生活をする。昔の人がワラで編んだ蓑(みの)に姿が似ていることから「ミノムシ」と呼ばれるようになった。タンパク質で構成された太さ0.01ミリほどの人を吐く。他の天然素材に比べ、切れにくさがカイコの5倍、クモの2倍で自然繊維の最強クラスという事が判明した。また、タンパク質由来のため環境への負荷が少ない。シート状にすることで、従来の炭素繊維プラスチック素材と合わせると衝撃発生時に柔らかく強くなる。浅沼さんによると「ミノムシの繊維が世の中を変える新素材になるかも知れない」とのこと。浅沼さんにミノムシの糸を研究し始めたきっかけを聞くと「ミノムシの糸が強いという事が数年前にわかり、なおかつクモと違ってミノムシは大量飼育ができる。クモは共食いしてしまう。それにより安定的に生育できるため着目しました」と説明した。「均一なシートを作るためミノムシの動きをいかに制御するか」や「いつでも安定してミノムシ繊維が得られる飼育体制を構築すること」が難しかったという。浅沼さんは「やり方は企業秘密なんですが、ミノムシは這う時に糸を張ってその上を歩くという習性がある。なのでいかにミノムシを動かすかということが、均一に作る点で難しかった」と話す。活用用途はゴルフクラブ・スキー板・ラケット・スポーツシューズのソールなどが考えられる。将来的に期待できることとしては、飛行機や自動車の部品・防弾チョッキなどが挙げられる。浅沼さんは「ミノムシ繊維を短くして混ぜ合わせたプラスチックがより丈夫になるというデータもあることから、いろいろなものとの複合が期待できる」と話す。さらに興和としては第1弾としてミノロンシートが入ったスポーツ製品が共同開発先から販売予定だという。
住所: 茨城県つくば市観音台3-1-1
URL: http://www.naro.affrc.go.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月15日放送 2:45 - 3:40 フジテレビ
FNSソフト工場知りたがり In Da HOUSE!
イグ・ノーベル賞は1991年にアメリカで創設された科学賞。思わず人を笑わせ、考えさせるような研究や業績に贈られる。日本人が19年連続で受賞中。今年は牛をシマシマにするだけで虫を寄り付きにくくさせる研究が受賞した。東京科学大学の武部貴則教授は「尻呼吸」の研究で2024年度のイグ・ノーベル賞を受賞。再生医療を研究する中で様々な生き物の呼吸を調べた。どじょうが「肛[…続きを読む]

2025年11月8日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京
ブレイクスルー(ブレイクスルー)
本日の開拓者はクォンタムフラワーズ&フーズの菊池伯夫CEO。菊池の技術で野菜工場向けの品種を開発している千葉の種苗メーカーを訪れた。従来の方法では10年以上かかっていた品種改良だが、ここでは改良1回目で成果を上げていた。続いて向かったのは、茨城・東海村の原子力科学研究所に隣接した施設。菊池は量子を農業に応用し、品種改良に挑んでいる。種子に中性子線を照射して突[…続きを読む]

2025年11月8日放送 10:30 - 11:25 日本テレビ
オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます(オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます)
さつまいも親善協会・鈴木絢子会長が教える神は「紅はるか」を生み出した研究者。鈴木会長が毎日焼き芋を食べるようになったのは28年前。食べ過ぎで悪玉コレステロールが増え、医師から死の宣告を受け、食欲を抑えるためさつまいもを食べ始めたのがきっかけ。さつまいもの虜になり自分でも紅はるかを育てている。紅はるかを生み出した山川理先生が教える畑作りのポイントは「高畝にして[…続きを読む]

2025年11月3日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびそらおび
クイズ「温暖化でリンゴはどうなっている?」が出題された。正解はB:甘味が増している。農研機構の調査によると、酸味が減り甘みが増しているが、日焼けや着色不良などと言った問題もあるということ。

2025年11月1日放送 3:45 - 4:45 TBS
TBS NEWS(ニュース)
地球温暖化を逆手にとって、1回の田植えで2回コメを収穫する「再生二期作」が注目されている。農業法人「今津野東」では2回目の収穫を行うために、田植えの時期を早くしたり、イネの刈り方を工夫している。農研機構は、穂のばらつき技術の改良を行っている。再生二期作に取り組んだ生産者は全国でおよそ30件と去年の倍以上に増えていて、来年はさらに増える見込み。

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