アメリカ産ジャガイモの輸入解禁について解説。農林水産省によると、2020年にアメリカから輸入解禁の要請を正式に受け、協議に入ったという。今年3月には、米議会議員がトランプ大統領に書簡を送り、新たな市場アクセスが実現すれば年間1億5000万ドルの輸出が見込まれると訴えている。その後、輸入解禁に向けた手続きのステージ2「病害虫リスク評価」が間もなく完了する見通し。ステージ3の「病害虫リスク管理」では、具体的な対策について協議する必要があるため、専門家からは数年単位の時間がかかるとの見方もある。リスクを減らす対策が取れない場合には、輸入解禁に至らない可能性もある。手続きについて鈴木農相は、毅然とした姿勢で慎重に協議に対応すると強調。地元の国会議員からは慎重・反対の声が上がっている。中でも懸念されているのがジャガイモシストセンチュウで、健康への影響はないものの、畑に侵入すると葉が枯れるなど、収穫量の著しい減少につながる。いったん畑に侵入すると根絶は難しく、発生が確認された地区では法律により「種イモ」の生産ができなくなる。一方、国産ジャガイモの生産量は減少傾向にあり、輸入が自由化されれば、安定供給につながるという側面もある。
住所: 茨城県つくば市観音台3-1-1
URL: http://www.naro.affrc.go.jp/
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