立憲民主党・辻元清美代表代行が求めたのは夫婦がそれぞれ結婚前の姓を使い続けることもできる「選択的夫婦別姓」。海外で契約を結ぶ場合などには旧姓の通称使用では対応できず、結婚で姓が変わることの多い女性が不利益を被っていると訴える。立憲民主党は選択的夫婦別姓の導入に向け、民法改正案の要綱を取りまとめた。経団連や自民党内の推進派も支持している1996年の法制審議会の案をベースにしていて、各党の意見も反映した上で今月中の法案提出を目指す。自民党内の推進派の議員連盟には現在も75人が参加する一方、安倍派などを中心に反対論も根強いため、党内の議論は停滞している。維新は旧姓の通称使用を主張し、国民民主も早期に結論を出すことに慎重な姿勢。浜田敬子は30年前から、この議論は始まっているのに政治の責任で放置されてきた問題。国民民主党は去年の選挙の時に公約で選択的夫婦別姓を導入すると掲げていたのに、ここに来て慎重な議論と言い出し、投票した女性たちは裏切られたと言っているなどと話した。