夏の全国高校野球が開場から100周年を迎えた甲子園球場で開幕。厳しい暑さの中、選手たちの安全を守ろうと、新たに2部制が実施された。真夏の甲子園。新たな対策として、気温が上がる時間帯を避けて、試合を午前と夕方に分けて行う2部制が実施された。第1試合が午後0時半過ぎに終わると、選手も観客もいなくなった。観客が向かったのは周辺の商業施設。この施設では、2部制の導入で、利用客が増加すると見込み、きょうから休憩スペースなどを設けた。球場に隣接する甲子園歴史館には続々と観客が訪れている。甲子園球場の貴重な資料などを見学できる施設には、わずか2時間半で約1100人が詰めかけた。午後3時、次の試合前に再び開門。選手たちの負担を減らそうと取り入れられた対策はあさってまで続く。