ミドルシニア層の転職するときに役職定年ということと、社会貢献ということが1つきっかけになるが、一方で転職によって収入が大きく減ってしまうとなるとちょっとどうなのかなと思うところもあるので生活に関して言うとどうなるか、収入といったところも気になる。国の調査では転職したミドルシニアの賃金、増加が2割以上いる一方で変わらないというのが半数以上、逆に減少してしまったという方も2割以上いる。リクルートエージェント事業責任者の近藤裕さんによると、ミドルシニアが置かれた状況は「まず企業側が成長を描きにくくなっている、そのため昇進ポストなど人事制度というのが今までのものと変わって変化、多様化していると、そういった中で働き手の側、定年延長生涯現役と言われれている中で働く期間が長くなっているという中でこれまで一直線に頑張ってきた世代がキャリア再考、キャリアを自分で考えてねというふうなことを模索を迫られている状況」というふうに指摘している。今後もこの転職ということをテーマに取材を進めていきたい。