谷さんのプロの眼。テーマは「アメリカウィリアムズの公式はタカ派?ハト派?」。ウィリアムズというのはニューヨーク連銀の総裁のこと。谷さんは「インフレが下がると実質金利を維持するためには名目金利を下げる必要が出てくる。それは実質金利を適切に設定するため。それがウィリアムズさんがずっと言ってる。パウエルさん11月のFOMCでコメントをされていて、現状維持が長すぎる場合のリスクが起きるので、我々は認識しており、間違いをおかさないことに重点を置いているとパウエルさん言ってる」、「来年利下げされるのは分かるが、3月利下げにかんしては、ウォラーさんがコメントで急がず慎重に見極めないといけないと強調しておっしゃられたことで、だとすると3月はまだ見極めてるんだろうなという時期でしょうから、3月利下げはなさそうに聞こえる」、「テイラールールはインフレがオーバーシュートしている分に対してはインフレのオーバーシュート分に1.5をかけてくださいとなっている。逆を言えばインフレが2%2向けて下がったら、下がるインフレに対して1.5かけて利下げしてくださいということも示唆している」などと話し、今後のアメリカインフレ率に注目とした。