SMBC日興セキュリティーズ・アメリカの尾畠さんに話を伺う。尾畠さんは16日のNY株式市場について「本日は起業マインドに関する指標が2つ発表された。NY連銀の製造業景気指数はこのところ触れが大きく、最新の12月は大きく低下している。対してS&Pグローバルの製造業PMIも12月に小幅に低下したものの、製造業循環が再び下降局面に戻ってしまうことは考えられない状況。対してサービス業のPMIは一段と上昇し、米国経済の底堅さを改めて示した。マーケットは6日の雇用統計発表以降、金利上昇とダウは株価の緩やかな下落という流れが続いていたが、16日のNY市場は年末の薄商いの中でFOMCを控え、待ちのスタンスとなっている」と話した。