ドイツ証券の小川さんのドル円予想レンジは150.00円~151.70円。小川さんは「堅調な経済が続いているドルと、金融緩和が続いている円で、来年の環境が変わりそうです。長短金利差は7月にピークとなりましたが、アメリカ経済は堅調さを保っており、長期金利に上昇圧力がかかっていることなどから、ドルインデックスも堅調に推移しています。ただ、過去の景気後退入りパターンを見ると、3ヶ月以上の長短金利逆があり、その金利逆転ピークから平均8ヶ月後に景気後退入りとなっており、来年1-3月期にはマイナス成長となる見込みです。円は、今回の日銀の決定を受け、事実上のイールドカーブコントロールは経済化され、マイナス金利の解除が焦点になると見ています」などと話した。