米国の9月消費者物価指数は1年前と比べて2.4%の上昇だった。ガソリン代や電気代といったエネルギー価格が6.8%のマイナスとなった。一方、住居費は4.9%のプラスだった。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は1年前から3.3%上昇し僅かながら前の月から伸びが加速した。また足元の物価の伸びを示す前月比では0.2%の上昇で前の月から伸びは変わらなかった。FRBは想定どおり、利下げを行うとの見方が強まっている。市場参加者が見込む次回11月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ確率は発表前76.2%→発表後は88.9%。円高ドル安、インフレに言及。