調査期間7月21日~23日・インターネット経由・番組出演者34人が対象。今週末の日経平均株価予想、予想中央値は32600円、先週末の終値から300円ほど高い水準が見込まれている。32800円と予想した楽天証券経済研究所・香川睦さんは「押し目買い意欲は根強く週末にかけてじり高を見込む」などとしている。一方、ニッセイ基礎研究所・井出真吾さんは中央値を600円下回る32000円と予想「FRBがタカ派姿勢を維持すれば株式市場は楽観ムードに水を差された格好になる」と指摘している。今週末のドル円予想、予想中央値は141.75円、先週末終値からほぼ横ばいの水準が見込まれている。あおぞら銀行・諸我晃さんは141円と予想「FRBの利上げ停止期待に加え、日銀の政策修正への思惑がくすぶる中で上値が重い展開となる」と見ている。今回の調査では日銀が28日の金融政策決定会合で金融緩和を修正するかどうかを尋ねたところ、修正しないとの回答が約9割に達した。モーサテ景気先行指数は29.4と2週連続で悪化。アメリカは4週続けて改善。ヨーロッパ・中国は先週から改善した。