国債は売られると価格が下がり金利が上昇するという関係にあるが、きょうの債券市場では日本国債を売る動きが強まり、10年もの国債の利回りが一時0.855%まで上昇した。背景には日銀が先月マイナス金利政策を解除し、次の利上げが年内ではないかとの観測が出たことに加え、アメリカで10日に発表された消費者物価指数の内容からFRBが早期に利下げするという観測が後退し、アメリカの長期金利が上昇したことにある。
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