米国・FRB・パウエル議長は9日、今後もインフレ率の低下を示す指標が続けば利下げを始めることができるという認識を明らかにした。そのうえで利下げが遅すぎることで経済に与える悪影響に懸念を示した。FRBは先月の会合で、7会合連続で、金利を据え置くことを決定していて、物価上昇率の低下や景気の減速を示す指標が増えるなか、いつ利下げに踏み切るかが焦点となっている。市場では、FRBが9月の会合で、利下げを始めるとの観測が広がっていて、11日にアメリカで発表される消費者物価指数が注目されている。
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