二転三転する関税政策に振り回され株式市場は歴史的乱高下。株安ドル安、アメリカ国債も売られるトリプル安でアメリカ売りとなった。トランプ政権への不信をつのらせ国債を売り、現金や金に逃げる動きが広がった。トランプ大統領もこの動きには対応し始めている。井野さんは「きょうトランプ大統領が詳細を発表すると言っているのでそれを待ちたいところだが、内容によっては再び週明けアメリカ売りという情勢になるかもしれない。債権が売られている状況で様子を見ないといけない」などと述べた。中空さんは「噂はいっぱい出ている。心配だから売っているということだと思う。財政も悪化するのではという懸念もある。米国債を売られて金利が上がるだけでなくて、日本の機関投資家が持っている米国債もやられる。みんなそうなのでさすがにトランプ大統領も打ち止めにしてほしい。FRBに対するプレッシャーをへんなもので持っていっている。それはそれで困る」などと述べた。井野さんは「市場の安定という言葉も出ていたが過度な期待は禁物」などと述べた。