アメリカの7月のISM非製造業景気指数について大和証券・阿部健児は「景況感は上がって雇用が下がるという点では強弱入り交じる状況だった。7月のISMサービス業価格指数は70.3と前月から上昇し、市場予想を大きく上回った。PCEインフレ率は3.4%と推計される。インフレ率が2%に向かって低下しなければ、利上げが必要という見方をするFOMC参加者が多いため、この結果はマーケットのFRBの利上げ観測をやや強める効果があったと考えている。サービス価格は高止まりが見られ、インフレが下がらないと利上げ観測が高まってしまう点で警戒が必要」、ADP雇用報告について三菱UFJ銀行・井野鉄平は「ウォーシュ議長は金融政策を判断するにあたって、労働市場の状況がインフレにつながるかという目線で注目しているんだろう。労働需給ギャップは1.03倍で回復傾向にあるものの、今のところ強い賃金上昇を招くペースでの改善ではなかった。きのうのADPもそれを裏付けるものになる」などとコメントした。
